「フォロワーさん」という言い方がいけすかない

どうも「フォロワーさん」という言い方がダメだ。正直に言えば気に食わない。私の周りには一定数のそういう表現をする人がいて、彼ら彼女らはあたかも表現者、発信者であるかのように振る舞い、自分の発言は強い影響力を持っている――と言いたげに語るのだ。

いや、まあ、実際そうなのかもしれないが。見ればフォロワー数は数百を超えていたり、千を超え、数千であったりもする。それだけの数に発言を視られているのなら、そういう意識を持つのかもしれない。


友人らはTwitterでの出来事を私に話すとき、私の知らない誰かのことを表現するときに「フォロワーさんが◎◎で◎◎だった」という具合に話す。それを何食わぬ顔で聞いているが、内心は「で、出〜〜ww“フォロワーさん”の話題〜〜〜wwwwww」である。

正直なところ顔も名前も知らない、ただ友人がTwitterで繋がっているだけの人の話なんて反応に困るのだ。さらに「フォロワーさん」とくりゃあね。もう辟易。

なにもわざわざ「私がフォローされてる側!」と主張せずとも「Twitterで仲良くしてる人」とかでいいじゃん。まぁそれじゃあ長いけど。


自分自身が「フォロワーさん」に設定されたこともある。これはTwitterで知り合った人との出来事だ。そもそもは私がフォローされた側であり、趣味が合いそうなのでフォローを返した。以来数年仲良く付き合っている間柄だが、その友人がaskで貰った「最近のいちばん楽しかった出来事」を聞かれた際に、私のことを指し「フォロワーさんと遊んだこと」と回答したことがあった。(フェイク有り)

えっ違くね!?確かにフォロワーだけどそもそもはそっちがフォロワーだったんじゃないの!???と、少々モヤッとしたことがあった。

回答自体はすごく嬉しい内容ではあったんだけど、モヤッと。


それは単純に表現の簡略化であり、見解の相違であり、私の妙なこだわりと思い込みが激しいだけのことだとは分かっているが。

「フォロワーさん」っていうのは、どうも気に食わないのだ。